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Columnin the Roughの思いや活動をコラムで綴ります

コラム:第1回「未来を育てる座談会」前編

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コラム:第1回「未来を育てる座談会」前編

in the Roughでは「将来の夢を話そう! まんが家体験」「小学生向け手帳講座」など、子どもを対象にした講座を開催しています。そこには、子どもたちが様々なものに触れ、楽しみながら未来を生き抜く力を身に付けられる、そんな環境づくりのお手伝いをしたいという思いがあります。そのためには、参加させる側の親御さんとも価値を共有し、ご意見もお聞きしたいと思い、座談会を開催することになりました。
第1回は「まんが家体験」講座にご参加いただいた辻亜弥さん、松浦美里さんをお迎えしました。

<対談参加者>
松本弘子:in the Roughオーナー。二人の娘の母。

辻亜弥さん:食育・お料理教室「ももちゃんのほっぺ」主宰。1児の母。

松浦美里さん:有限会社ブルーミング・代表取締役社長。3児の母。

松本:今回はお二人が食育、マザーズコーチングという分野で活動されているということで、聞きたいこと山盛りです(笑)今日はよろしくお願いいたします。まず初めに、みなさん自身の子どもの頃のことを聞かせてください。
:私、2歳前後から大人の話してることや気持ちがわかって、その記憶がずっと残ってるんです。
全員:えー!すごい。
:親が別のこと考えながら話すのがわかったりして、親の気持ちを察する子供でした。話せるようになってからも、思ってるだけで口には出さなかったので、すごく引っ込み思案で、おとなしくて、先生や親にどうやったら怒られないか、褒められるかを考えていました。優等生を演じてたのかな。
松浦:私もおとなしかったです。アトピーがひどくていじめられたりして、世の中ってそういうものなんだ、正義はあるけど、正義が必ずしも勝つとは限らないみたいなことを小さいながらに思ってました。家の中では明るくて内弁慶で、外に出ると仮面を被ってるみたいな、自分は二重人格なんじゃないかって真剣に悩んだこともありました。5年生の時の転校が、いい刺激というかきっかけになりましたねその後は勉強で自己肯定感を高めるじゃないけど、テストでいい点を取るとか、いい高校に入るとか、勉強一筋でしたね。

コラム:第1回「未来を育てる座談会」前編

理想とは違う子育て

松本:これまで、叶わなかった夢はありますか?
松浦:海外留学。高校生ぐらいから憧れてましたが、できませんでした。あとは子どもの頃から物書きになりたくて、最初は小説家、そのうち新聞記者になりたいとか。でも、就職難だったこともあって、諦めも早かったですね。海外留学は今でもしたいです。子供と一緒にとか。
松本:書くことはお仕事でされてますよね。
松浦:そうですね。書くのは今も好きですね。
:私は高校生ぐらいから引っ込み思案ではなくなったのもあって、やりたいことはやってきました。失敗を恐れずチャレンジしたり、海外旅行もエジプトとかアリゾナ州とか、いろんな所に行きました。両親が公務員で、就職も公務員を進められましたが全部はねのけて、大学が法学部だったので法律事務所に入りました。その後はテレビの仕事に就いて。大人になってからは、夢は口に出すと道が開けるっていうことがわかったので、毎年、年末に一年を振り返って、次の年の目標を公言するようにしています。そうすると一緒にやる人が現れたり、言ったからやならくちゃって思ったりするので、9割ぐらいは叶いますね。
松本:えーそれはすごい!
:唯一、自分の理想と違うのは、小さい頃から思い描いていた子育て(笑)。
松本:「子供の気持ちはこうなのに」という記憶が残っているからこそ?
:そうですね。親に言われて嫌だったこととか、絶対にこうしない!とか、子育てに夢や理想がありすぎて、現実とのギャップが。こんなはずじゃない、もっと上手くできるはずだったのにとか。こんなに自分の気持ちを優先したくなるのはどうしてだろうとか。子育てしていて、ここまで自分を突きつけられるとは思わなかった。
松浦:本当にそうですね。
:それに気づけただけでも、子どもを産んでよかったなって思います。
松本:子どもを産むと人間的に大きくなるっていうのはそこですよね。これでいいのかな?と悩みつつ完成度の低い自分まさに知らされる。そこに向き合わないと子育てはできないですね。

幸せ感度センサー

松本:食育やマザーズコーチングを始めたきっかけ、目的は?
:自分の子育てとリンクしていますね。親ならきっと誰でも「子供に幸せになってほしい」と思いますが、今の時代、何が幸せなのか。ひとつは幸せを感じるかどうかだと思うんです。日本は物質的、経済的に恵まれていると言われている一方で、国民の幸福度は世界のランキングでも低いですよね。逆に貧しくても幸福度が高い国もあります。それは、幸せの定義があるわけではなく、幸せを感じるかどうかだと思うんです。だから、子どもの「幸せ感度センサー」みたいなものを磨いてあげることが親のできることなのかなと思ったんです。日々の中にいかに幸せを見つけられるか、幸せな時間を過ごす方法を教えたいと。そのひとつが食育です。食事を作る時間、食卓を囲む時間の中に家族の笑顔があって、そういう中に日々幸せを見つけていけるようにと思っています。
松本:食を通して子供の感性を育てる、食育。
:そうですね。自宅で子どもたちにお料理を教えていますが、昨日はバレンタインに向け、想像することをテーマにフォーチュンクッキーを作りました。最初に好きな人を思い浮かべて、その人は何色が好きか、どんな食べ物が好きか、数字は?言葉は?って、ずっと好きな人のことを想像するというワークをしました。最後に、その人が言われたら喜ぶ言葉を書いてクッキーの中に入れる。料理をする時に、好きな人や大切な人、誰かを笑顔にしたい、喜ばせたいという気持ちがベースにないと楽しめないので、昨日はそこがテーマでした。子どもたちとワクワクを共有する時間が、たまらなく幸せです。

(後編に続きます)

 

 

 

 

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