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Columnin the Roughの思いや活動をコラムで綴ります

「柔らかくWildに」コラム:アリもキリギリスも(第一回)

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コラム「アリもキリギリスも」では、in the Roughの代表、松本が「働く」ということに関して、日々感じることや考えなどを発信していきます。

「柔らかくWildに」コラム:アリもキリギリスも(第一回)

先日、in the Roughに、漫画家のやぶうちゆうさんがいらっしゃいました。

漫画家さんという柔らかいイメージのある仕事なのに、仕事の取り方はとてもWild。
なんとなく、アーティストとカテゴライズされる方々は、自由でふんわりと生きている事がその証だと自他ともに認めているのかと思い込んでいたのですが、ゆうさんとお話をしていて驚かされました。

「柔らかくWildに」コラム:アリもキリギリスも(第一回)

漫画を描くというのは、ほかのアーティストの方と同じように制作に相当な時間を要します。構想やアイデアは勤務時間のように決められた時間で作り出せるものではないのです。

ゆうさんが仕事を作り出すためにやっているのは、仕事を取れるまでのシナリオを考え、どうやったら受注ができるかストーリーを組み立てること。

そして、仕事を受けるか受けないかを金額の大小で決めるのではなく、少額でもトクした気持ちになると嬉しい、という気持ちを持つようにしているそうです。
例えば、ちょっとした楽しみの為に4,000円使ってしまったとします。そのあとに受けた仕事が、小さな仕事だとしても4,000円を稼ぐことができたら、それでプラスマイナス0となるので、トクした気持ちになれるのです。

また、勤めているときは「目標売上○○円です」と言われてもピンと来なかったし意味があるのかな?と思うことも多かったけど、漫画家として仕事をするようになった今は労働対価を意識するようになったそうです。目標数字を立てるときは、分かりやすい目標を立てるようにしており、数字を設定することによって自分の現在の位置を確認することができるとのこと。

どんな職種職業であっても、組織に所属せず自分という商品価値を世に認めてもらうためには、当たり前のように地道で泥臭いことをコツコツと行っていくことが欠かせないのだと、改めて感じました。

漫画家さんというだけに、魔法のような才能が仕事として成り立つ秘訣なのだと思い込んでいましたが、「未来は今日の先にある」との言葉の通り、そこにはトップ営業マンの鉄則と同じように小さなことを積み重ねるという、誰もができそうで忘れがちな秘策が備わっていました。

やはり自分の力で食べていける人というのは、何かにおいてProfessionalであると同時に、ワイルドかつ進撃に仕事をハントすることと向き合っているのです。

 

「柔らかくWildに」コラム:アリもキリギリスも(第一回)

やぶうちゆうさんプロフィール

1986年10月24日生まれ。大阪府出身。
就学前のお子さんお二人と旦那さんと4人暮らし。

上京後、都内漫画家のもとでアシスタントを務めながら自身でも漫画を投稿し続ける。

2010年 投稿『ハチ恋』がきっかけで担当編集者がつく。

2011年 ウェブマンガ『ウチとオカン』でデビュー連載。翌年に出版社マッグガーデン様より単行本発行。

マンガ専門学校の特別講師も務める。

2012年 長女出産後、育児休暇として連載休止。
現在はカメラマンママ・坂田志保と主に都内の親子カフェ、フリースペースなどで親子で参加頂けるワークショップやイベントを行う。

2014年 日本ベリーペイント協会認定証習得。
妊婦さんのお腹に絵を描くベリーペイントも描く。助産所、コイデカメラ、その他フォトスタジオと提携する。

「柔らかくWildに」コラム:アリもキリギリスも(第一回)
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